UNICO GIN DA INDOSSARE
SUL PALATO

バルド氏からのメッセージビデオ

  • L’Alchimista Profumiere 香りを自在に操る錬金術師

    バルド氏は特別な鼻を持った「生来の」調香師である。調香師になることは、
    その言葉すら知らない幼い頃に決まっていたという。
    彼の言葉を借りると「調香師として生まれてきた」そして、彼は自分のことを「錬金術師」と呼ぶ。

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    自分の記事は読まない。インタビューは電話のみ。テレビへの出演は断る。ネットに自分の顔は出さない。 これはディバルドスピリッツの創設者であり、ディバルド製品の「調合」、つまり核となる部分を担っている調香師バルド氏の信条である。

    一に謙虚さ、二も謙虚さ、三は製品の質

    この信条の理由は、彼の師匠たちの教えにある。「一に謙虚さ、二も謙虚さ、三は製品の質、他のことは、全てこの三つの後だ。」

    だからだろうか。自然とこちらの肩の力が抜けてしまうような、とても話しやすい人だ。世界でも名の知れた一流のイタリア人シェフと仕事をしているはずなのだが、そんなことはおくびにも出さない。

    「メディアに顔をださない」これは、彼自身ではなく、商品にフォーカスしてほしいという彼の想いの現れでもある。だが、バルド氏について語ることなく、商品を語ることはできないだろう。

    調香師として生まれてきた「錬金術師」

    バルド氏は特別な鼻を持った「生来の」調香師である。調香師になることは、その言葉すら知らない幼い頃に決まっていたという。彼の言葉を借りると「調香師として生まれてきた」そして、彼は自分のことを「錬金術師」と呼ぶ。

    「人生のどの段階で自分が『錬金術師』だって気がついたかって? それはね、小さな子供の時なんだよ。私の幼少期の記憶は視覚でなく『におい』と繋がっているんだ。体臭や、クラスメイトの洋服、リュックのにおい、などとね。『におい』で世界を見ていたんだね」

    では、幼くして、彼の「鼻」の能力と運命を悟ったバルド氏は、なぜ「酒」でそれを表現する道を選んだのだろうか?また、それはどこで生まれるのだろうか?

  • L’Olfattorio オルファットリオ(香りの研究所)

    「Olfattorio(オルファットリオ)」と呼ぶ 香りの研究所は、
    リミニの街から南西に進んだ内陸にある。そこは山と川を一望できる風光明媚な場所で、
    ある記事には「錬金術が生まれるのにふさわしいミステリアスな場所」と表現されている。

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    バルド氏が住んでいるのはイタリアのリミニだ。
    北イタリア、エミリア・ロマーニャ州の海沿いの街で、多くのイタリア人が夏を過ごす場所でもある。

    しかし彼が「Olfattorio(オルファットリオ)」と呼ぶ 香りの研究所は、そのリミニの街から南西に進んだ内陸にある。そこは山と川を一望できる風光明媚な場所で、ある記事には「錬金術が生まれるのにふさわしいミステリアスな場所」と表現されている。

    星付きシェフへ香りのコンサルティングも

    彼はその地域でも有名なワイナリーから「香り」のデータベース作成を依頼され、その一角を「Olfattorio」として提供された。

    そこで自由に研究を続ける一方で、様々なワイナリーのリキュールの調合を開発・提供し、イタリア国内のシェフへ香りのコンサルティングを行っていた。その多くはミシュランの星付きだ。

    その傍らで、沢山のアイデアを生み出してきたが、それは棚に眠ったままだった。あるいは、シェフに個人的に提供されるものであった。

    12時間×365日×30年の研鑽

    仕事と研究に費やす時間は30年以上変わらず、1日12時間。それは今も続行中だ。
    では、なぜ日々の研鑽の賜物であるアイデアを棚にしまわなければならなかったのだろうか?

    誰もがこういったのだそうだ。「原価が高すぎる。一体誰がそんな高価な物を購入するんだ?」そして、誰も製品化したがらなかった。

    「それならば」と彼は自身の会社を立ち上げる決意をした。2016年のことだ。

  • L’unico profumo da indossare sul palato 唯一の「口にまとう」香水

    香りはトップノート、ミドルノート、ベースノートと香水のように時間と共に変化していく。
    そして、心癒される香りは、絵や写真のような、「情景」の想起を伴う。
    まるで香りが、ある場面を探し当て、そこにトリップするかのようだ。

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    「でも、それは簡単な道のりではなかったんだよ。私は裕福な家庭に生まれたわけでもないし、そもそもマーケットを知らないと本当に苦労するんだ。
    今はマーケティングと情報の勝利だろう?
    でも『品質』と『マーケティング』は相容れないんだよ。私たちはたった4人でこの製品を造っているのだけれど、妥協することなく『品質』を追求したい。
    いわば、すごい情熱に溢れた4人の貧乏人だね。

    そんな私たちの商品には、ゆるぎない『アイデンティティ』がある。だから『ディバルドの商品がどこかの商品に似ている』とは誰にも絶対に言えない。何よりも、味わってもらったら、ディバルドに何ができて、何を目指しているのかがわかるよ。」

    「情景」を想起させる、心癒される香り

    その言葉は本当だった。まず一番驚いたのは、香りの構造が「立体的」なことだ。

    「口に纏う香水」が、このジンのコンセプトなのだが、まさにその通り、香りはトップノート、ミドルノート、ベースノートと香水のように時間と共に変化していく。

    そして、心癒される香りは、絵や写真のような、「情景」の想起を伴う。まるで香りが、ある場面を探し当て、そこにトリップするかのようだ。

    男性・女性をイメージ

    香水の世界では、「オーデコロン」は男性が好み、女性を魅了する香りとして、「オードパルファム」は女性が好み、男性が魅了される香りとして考えられてきた歴史がある。

    「調香師」が手掛けけているからこそ、ジンにもその香りの歴史を踏襲し、パラチェルソは「男性」、ノストラダムスは「女性」の香水をイメージして造られている。

    しかし、これだけ香りがあると食事の邪魔をするのでは?とも思えた。ところが、食事の味わいを高めることが多いのだ。その理由を尋ねると、「それはもう、厳選した素材で、考え尽くして造っているからね」

  • Le materie prime 厳選された素材

    香りに関して言えば、伝統的な香水ブランドも仕入れを行う、
    世界トップの「香料市場」で、天然かつ最高品質のボタニカル原料を調達している。
    「天然香料」とは自然がもたらした奇跡的な「調香」であり、
    「合成香料」で100%の再現は困難なものだ。

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    その「厳選した素材」というのは、どういうものなのだろうか。
    香りに関して言えば、伝統的な香水ブランドも仕入れを行う、世界トップの「香料市場」で、天然かつ最高品質のボタニカル原料を調達している。

    「天然香料」とは自然がもたらした奇跡的な「調香」であり、「合成香料」で100%の再現は困難なものだ。

    厳選された天然素材・天然香料

    蒸留に関しては、試行錯誤の結果、単式蒸留器が選ばれた。ベースアルコールの原料は麦で、味、匂い、色などの性質から慎重に選ばれている。最良の原料を選ぶことは調香師の大切な能力のひとつであり、世界中からそれを見つけるのだ。

    気になる香りのレシピは、残念ながら厳格にシークレットであり、公開されることはない。

    バルド氏が厳選した天然素材にこだわる理由は「天然香料」を使うことで、より複雑で豊かな体験をもたらすことができる、ということだろう。

    唯一無二「香り」のコード

    「香り」のコードはバルド氏の頭の中に数多く存在し、棚にも眠っている。それを完成させるには「天然香料」の複雑な「調香=香り」が不可欠なのだ。それはもちろん「味」にも影響を与えている。

    バルド氏は、この自然の偉大な「調香」をベースに彼の「鼻」「知識」「感性」を最大限に活かした「ものづくり」を望み、その表現手段として、香水ではなく「酒」を選んだ。
    「香り」と「味」が心地よく融合した新しい定義の「酒」の開発を目指し, 研究を続け、その鼻の寿命がくるまでは、リミニから遠くへ出向くことはないという。

    「人の好みは千差万別。だから、私たちの商品が誰にでも受け入れられるとは思っていない。でも、私たちは、私たちにしか造れない唯一無二のものを造りたい。私がいなくなった時に、ディバルドの商品がこの世に残っていれば、それが私たちの勝利だ。」

PRODOTTI

  • 口に纏うパフューム

    ディバルド・ドライジン AG 107.86 DRY GIN

    容量:700ml  入数:1ケース(6本)
    アルコール:45%

    商品名由来:銀の元素記号である「AG」とその原子量である「107.8682u」に由来します。

    このドライジンは地中海のバルサミックな香りの旅へと私たちを導きます。バルサミックな香りとは、樹脂や根、ユーカリやローズマリーの葉などに感じられる、温かみとボリューム感のある香りで、オリエンタルな雰囲気を醸し出します。
    Ag107.86ドライジンの香りの成分を最大限に引き出すために大切なことは、純度の高いたくさんの氷に触れさせることです。
    揮発成分が「氷に触れること」で最大限に広がる、この不思議な技術はディバルドスピリッツ独自のものであり、他の商品と一線を画す要素でもあります。ドライジンとニュートラルなトニック、ローズマリーまたは柑橘類の果皮との相性は抜群です。

    トップノート:野生のジュニパーのバルサミックな香り
    ミドルノート:地中海の海岸の茂みに咲く、小さな花々
    ベースノート:スパイスのニュアンスと柑橘類の果皮

    販売価格:1本 9,900円(税込)

    錬金術師の生み出すドライジン

    スピリッツを生み出す蒸留技術、その技術を発明したのは錬金術師である。良い錬金術師は、昼夜を問わず、物質について考え続ける。現人類の存続に不可欠な太陽と月、人類の歴史上の卓越した2つの貴金属である金と銀についても同様だ。
    「AG 107.86 ドライジン」はそんな錬金術師の一人であり、調香師であるバルド・バルディニーニの日々の熟考の中から生まれた。

    月の冷たさと新鮮さを銀(AG)にたとえ、透明感に満ち溢れた香り高い水として生み出されたのがこのドライジンだ。そのコンセプトを体現する香りは、彼の貴重な香りの記憶がベースとなっている。それは祖父のハンカチの香りである。
    幼いバルド・バルディニーニは多くの時間を祖父の理髪店で過ごした。彼にとって、この香りは最初の香りの記憶なのだそうだ。そこには遊び相手になる子供はひとりもおらず、彼に多くを教えたのは理髪店の客と祖父、そして祖父の家にあった数えきれないほどの本だった。彼はそこを「まるで図書館のようだった」と表現している。
    のちに調香師となる少年は、この理髪店と祖父の家で、香水が何であるかを知った。

  • 口に纏うコロン

    パラチェルソ ジン PARACELSO GIN

    容量:500ml  入数:1ケース(6本)
    アルコール:45%

    商品名由来:ルネサンス期にパラケルススと呼ばれた錬金術師に由来します(イタリア語読み)。医師、化学者、神秘思想家としても知られ、人生のほとんどを放浪して過ごしたと言われています。不老不死の霊薬や万能薬をつくることを唱え、秘薬の製法が書かれた本を執筆しています。

    官能プロファイル: 口に纏うコロン

    テイスティングノート:パラチェルソはそのコロンとしての香りをトップ、ミドル、ベースノートを通して感じることができ、口に「纏う」ごとに嗅覚と味覚の官能的な体験をもたらします。

    トップノート:フローラルな香りのハーモニー
    ミドルノート:地中海を想起させる香り
    ベースノート:樹皮のニュアンス

    数量限定商品

    販売価格:1本 11,000円(税込)
    在庫:数量限定商品のため、お問い合わせください

    調合:ディバルドの哲学のもと、厳格にシークレットであり、公開されることはありません。レシピは五線譜上に音符のように描かれますが、これは消えゆく香りを素早く記録するために生まれたもので、ラベルのデザインにも使われています。

    製造方法:数種類のハーブやスパイスの香りを単式蒸留により抽出したものを、高品質のアルコールに溶け込ませて完成させます。
    原料は、天然のものしか使用せず、化学的な食品添加物は一切加えていません。ディバルドがデザインした香りのイメージを確実に伝えるために、伝統ある香水ブランドが利用する国際的な天然香料市場で、最高品質のスパイスやハーブを調達しています。

  • 口に纏うオー・ド・パルファム

    ノストラダムス ジン NOSTRADAMUS GIN

    容量:500ml  入数:1ケース(6本)
    アルコール:45%

    商品名由来:日本でも『ノストラダムスの大予言』で知られる、ルネサンス期のフランスの医師、占星術師、詩人、料理研究家であったノストラダムスに由来します。カトリーヌ・ド・メディシスもその予言者としての評判を聞いて、王宮に招いたと言われています。

    官能プロファイル:口に纏うオー・ド・パルファム

    テイスティングノート:地中海の香りはトップ、ミドル、ベースノートを通して感じられ、口に「纏う」ごとに嗅覚と味覚の官能的な体験をもたらします。

    トップノート:エキゾチックな花の香り
    ミドルノート:ダマスクローズ
    ベースノート:地中海のハーブと東洋を思わせるオリエンタルな香り

    数量限定商品

    販売価格:1本 11,000円(税込)
    在庫:数量限定商品のため、お問い合わせください

    調合:ディバルドの哲学のもと、厳格にシークレットであり、公開されることはありません。レシピは五線譜上に音符のように描かれますが、これは消えゆく香りを素早く記録するために生まれたもので、ラベルのデザインにも使われています。

    製造方法:数種類のハーブやスパイスの香りを単式蒸留により抽出したものを、高品質のアルコールに溶け込ませて完成させます。
    原料は、天然のものしか使用せず、化学的な食品添加物は一切加えていません。ディバルドがデザインした香りのイメージを確実に伝えるために、伝統ある香水ブランドが利用する国際的な天然香料市場で、最高品質のスパイスやハーブを調達しています。

Le materie prime ディバルドジンの楽しみ方

飲み方:スムースな飲み心地で、ロックでもカクテルでも美味しく召し上がっていただけます。ジントニックには苦味の少ないニュートラルなタイプのトニックウォーターがお勧めです。(シュエップスなど)
大切なポイントは不純物のない氷をたくさん入れること。そうすることで、ノストラダムスに含まれる、全ての香りがもたらすコードが最大限に引き出されます。ジンとソーダ又はトニックウォーターの最適なバランスは1:6です。
(30ccのジンに180ccのトニックウォーター)

このジンの香りのエッセンスは凝縮度が高く、少量でも香りが豊かに立ち上がるため、アルコールを楽しみながら、その摂取量を少なくできることもメリットです。アルコールに弱い方や、その他のお酒も楽しみたい場合などにも最適です。

PREMI

  • BALDO BALDININI バルド バルディニーニ

    調香師

    2020年:Maestri d’Arte e Mestiere (芸術と工芸のマエストロ)で卓越したイタリアの職人としてノミネートされ、名前が Libro d’Oro (ゴールデンブック)に記載される。
    https://www.maestrodartemestiere.it/it/libro-d-oro/2020/baldo-baldinini

  • DiBALDO SPIRITS ディバルド スピリッツ

    ブランド

    2021年:ベルリン・インターナショナル・スピリッツ・コンペティションにて「イタリアンジン・オブ・ザ・イヤー」

  • PALACELSO GIN パラチェルソ ジン

    スピリッツ

    2021年:ヴィーニイタリー・インターナショナル・パッケージ・コンペティションにて「金ラベル賞」

    2021年:ベルリン・インターナショナル・スピリッツ・コンペティションにて「銀賞」
    *ジン部門での金賞受賞者はなし
    https://berlininternationalspiritscompetition.com/2021-winners/

    2021年: ラスベガス ・グローバル・スピリット・アウォード・コンペティションにて「金賞」
    https://vegasspiritawards.com/awards/

  • NOSTRADAMUS GIN ノストラダムス ジン

    スピリッツ

    2021年:ベルリン・インターナショナル・スピリッツ・コンペティションにて「銅賞」
    https://berlininternationalspiritscompetition.com/2021-winners/

    2021年: ラスベガス ・グローバル・スピリット・アウォード・コンペティションにて「金賞」
    https://vegasspiritawards.com/awards/