レンツォ・マリナイは、キャンティ・クラッシコのエリアの中でも素晴らしいワイナリーが集まる黄金の盆地”コンカドーロ”と呼ばれるフィレンツェとシエナの中間にあるパンツァーノ村に位置します。
見渡す限り何世紀にも渡って美しく整えられた糸杉”イタリア語でチプレッシ”の庭園が広がります。

レンツォ・マリナイの哲学

このエリアは、緑豊かな自然に囲まれ、沢山のイノシシ、鹿、鳥、キツネ、ヤマアラシ、アナグマ、さらにはオオカミなど、たくさんの生き物の生息地であり、自然と共存しながら、ブドウやオリーブの木、小麦、などを栽培しています。レンツォ・マリナイの哲学は、この美しい自然環境を反映し、その優美で美しいワインは、彼らの熟練した醸造家や栽培家の少しの助けを借りて生産されています。彼らのカーヴでは、常にモーツァルトの音楽を流しており、ゆっくりとワインを熟成させています。

理想的な環境

サン・マルティーノ・ア・セシオーネと呼ばれる彼らの土地は、紀元前1163年ごろには、敵であるシエンヌーゼに対するフィレンツェの防衛のための監視塔となっていました。名前の由来は近くにあるサン・マルティーノ教会から取られています。
彼らはジョヴァンニ・カッペリ氏の支援を受けて1996年にこの土地を所有しました。この農場は長い間、バイオダイナミックにて運営されていた事で、彼らの思想とする有機栽培に転換するには理想的な環境でした。